これが基準!ブラック企業にありがちな特徴4つ
ブラック企業の要素
ブラック企業の要素を知る重要性
自分の入社したい会社、興味がある会社がブラック企業かどうかを知ることの重要性はどこにあるのでしょうか。もっとも大きな理由は、「自分の命を守るため」です。大げさな表現と思われるかもしれませんが、正社員としてブラック企業に就職し、生命の危機に関わるほど悲惨な目に合った経験がある人は、たくさんいるのです。
もちろん、知って欲しい人は新卒者だけではありません。既卒、第二新卒の人にとってもその重要性は同じです。特に、第二新卒の人は、将来のキャリアのためにも大切なポイントとなるのではないでしょうか。ここでは、正社員で会社に就職しようと考えている方々を対象に、ブラック企業の判断基準について5つ説明しています。
ブラック企業の要素5つ
- 長時間労働が横行している
これはもっとも代表的なブラック企業の例でしょう。近年は、残業時間の削減が企業に義務付けられている中で、未だに横行しているのは疑うべき点です。長時間の労働に加えて、残業代の出ないサービス残業も常態化していれば、なおさらでしょう。
ちなみに、“見なし残業”といういわゆる“残業代と時間の固定制度”もありますが、過度な長時間労働には残業代がしっかりと支払われることになります。もしこれを盾に「うちは残業代ないよ、見なしだから。」と言われたら、しっかりと反論しましょう。
- 新卒・既卒・第二新卒者の3年以内離職率が50%以上
離職率が高いことも要素の1つです。特に、営業職の離職率には注目しなければなりません。基本的に、営業は転職が多い職種ですが、3年以内に辞める人が多いことは何らかの問題が会社にある証拠でもあります。事務であれば、女性を中心に、寿退社や妊娠を機に退社する人も多いので、判断基準としては特、段注目することもないでしょう。
- パワハラが黙認されている
未だにパワハラが黙認され、社内で苦しんでいる会社員がたくさんいます。第二新卒の人は、この理由で退職した人もいるでしょう。こうした場合は人事部や労務部と言った会社の専門部署に訴えなければなりませんが、それが存在しないところもあります。さらに、存在しても看過される場合もあるようです。パワハラは、営業・事務・技術など、職種に関わらず存在するので、しっかりと事前に調べた上で就職することが重要です。
- 職場の人間関係が劣悪
ブラック企業の職場には、必ず一人、輪を乱すような人物が存在しています。事務で言うと“お局さん”と呼ばれる人や、先ほど挙げたパワハラを常態化させている上司、などです。またこうした人の存在は、職場の雰囲気を暗くしたり、緊張感のあるものにしたりする傾向があります。
しかし、会社に就職する前に実際の職場環境を知ることは難しいものです。大学時代の先輩やインターネットの情報サイト、インターンシップ、職場見学などの機会を活かして、こうしたブラックの要素を早期に見つけることが大切です。
ホワイト企業とは?
では、ホワイト企業とは具体的にどういった企業のことを言うのでしょうか。簡単に言えば、先に挙げた4つのブラック要素がない(もしくは限りなく少ない)企業のことを言います。要するに…
- 残業時間が短く残業代がしっかり支給される
- 3年以内の離職率が10%以下
- パワハラやセクハラが0で管理体制が整っている
- 職種や部門、年齢問わず人間関係が良好
という労働環境があることです。
ホワイト企業として優良であればあるほど、これらの要素がそろっていることになります。就職を考えて居る方々は、自分の興味ある会社がここの4つのうち、いくつ当てはまるか検討してみてください。
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