どこからがブラック企業?残業多すぎ、お局、休日出社ほか

自分の会社がブラック企業か見極めることの重要性

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社会経験が浅い第二新卒者が失敗しない人生を送る為にも、自分が就業している会社がブラックかホワイトかを見極める必要があります。業務上、精神的・肉体的に苦痛を感じることがあっても、自分を責めて頑張ってしまう人が多いですが、苦痛を押し殺して仕事を続けるのは自分の為にも、今後入社してくるであろう後輩たちの為にも良くありません。

より良い待遇を求めて転職することが当たり前の時代だからこそ、自分の勤める会社のブラックな部分に目を向けて、いつ見切りをつけるかを考える必要があります。これから挙げるブラック企業の特徴が自分の会社に当てはまらないか、第二新卒者や既卒者の方は参考にしてみてください。

ブラック企業に必ず当てはまる特徴5選

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残業時間や上司の暴言、会社の変な風習など、何を苦痛と感じてブラック企業と認識するかは人それぞれ違います。一番大切なのは、社会経験の浅い第二新卒者や既卒者自身が、自分の気持ちに正直になって会社の異常な部分を察知することが必要です。

求人の募集要項に書いてあった待遇が受けられない

求人の募集要項に書いてある給料の額や休日日数、福利厚生、仕事内容などは、求職者が重要視する項目です。しかし、ブラック企業になると平気で募集要項に嘘の記載をして社員を募集しようとします。ブラックゆえに社員の定着率が低く、人員を常に募集しなければいけない会社はこの世にたくさん存在します。

平気で嘘の募集要項を発表できるような会社では、秩序が無いに等しく、人間関係も殺伐としがちです。まんまとブラック企業の手口にはまって正社員として就職してしまうと、退職時に多大な労力が強いられます。面接時にしっかりと求人票の待遇の確認をする必要があります。

拘束時間が長く、常に残業100時間を超える

大企業でも中小企業でも一部の人に仕事が偏り、仕事の拘束時間が長引くことはよくあります。頑張り屋でまじめな人ほど喜んで残業をしてしまいがちですが、何カ月にも渡って100時間を超える残業をしなければならないような企業はホワイト企業と比べると明らかなブラックと言えるでしょう。

残業をステイタスにしている人達がまだまだ多い日本企業では、定時を過ぎてやることがない事務職でも周りに気を使ってサービス残業をしていることが良くあります。そういった企業風土に巻き込まれない為にも、残業する時としない時のメリハリのついた会社を選ぶのがポイントです。

ブラック企業はセクハラとパワハラが酷い

上司のパワハラやセクハラは今後の就職活動のトラウマになることもあります。感情むき出しのひどい暴言を吐く上司や物を投げつけてくる上司、その立場を利用して昇給に不利な人事評価をつけてくる上司など様々なパワハラを行う人達が存在します。

大企業であれば、パワハラやセクハラの相談窓口に相談して解決の糸口が見えることがありますが、中小企業の場合は身近な存在の社長自身がひどいパワハラをしている場合もあり、逃げ道が退職しかないということもあります。いずれにせよ、パワハラやセクハラは精神的ダメージがひどいので、自分の将来を考えれば速やかに対処しなければなりません。

新入社員に対して飲み会のたびに変なパフォーマンスを求める

大企業や中小企業などの体育会系の企業によくあるのが、新入社員に対して飲み会のたびに変な芸を強要してくることです。人前で芸をすることが抵抗のある人に会社命令で無駄なパフォーマンスをさせたり、体育会系意識が強い営業職ではプライドを捨てなければならないような芸を強要するような会社もあります。

業績が悪いのも景気が悪いのも全てやる気のせいにしてしまう企業

体調が悪いのも業績が悪いのもとにかくなんでもやる気のせいにしてしまうブラック企業が少なからず存在します。こういった精神論を崇拝しているブラック企業の営業職や事務職に従事してしまうと、精神的に追い詰められたり給料が支払われないなどのトラブルが生じやすいです。特にひどいブラック企業の場合、宗教色が強く、正社員になることで洗脳されてしまうこともあるのでくれぐれも注意しなければなりません。

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